昭和30年(1955)秋、天理教音楽研究会の発足と同時に創設されました。

 教祖70年祭(昭和31年)にあたって山田耕筰先生が『おうた-2-交響詩「おやさま」』を作曲された際、それを演奏する合唱団として発展しました。

 以来、当合唱団員は-おうた-を演奏し、「歌う喜びの中に信仰を掘り下げ、合唱技術の向上を目指しつつ、一手一つの心を養う」を趣旨として活動を続けています。

 昭和51年には、前年完成の團伊玖磨先生作曲『おうた-9-「元の理」』と、前述の『おうた-2-交響詩「おやさま」』の2曲を東京で公演。以来、愛知、福岡、京都の各地で「おうた演奏会」が開催され、昭和60年以降は、團伊玖磨先生作曲『おうた-12-「ひながたの道」』をプログラムに加えて、神奈川、兵庫、和歌山、高知、東京、大阪、福岡、静岡、京都、北海道の各地で「おうた演奏会」が開催されました。

 開催の度毎に、開催教区(地区)に当該教区の合唱団が誕生、以降の「おうた演奏会」に賛助出演を続け、おうた演奏会出演経験者総数は3000人を超えます。

 創立50周年の平成17年4月には台湾台北市で海外初の「おうた演奏会」に出演、同年9月には大阪フェスティバルホールと東京オペラシティで《天理教音楽研究会創立50周年記念おうた演奏会》に出演しました。

 平成18年10月、池辺晋一郎先生作曲『おうた-19-「成人の道」』お供え演奏会、同年11月には愛知での『おうた-19-新曲発表演奏会』に、平成20年は京都での『おうた-19-「成人の道」ライブ録音演奏会』に出演しました。

 発足以来45年に渡り、故・林雄一郎先生の御指導を受け、現在は、増野正俊氏が常任指揮者です。

○練習日  毎週、月・火曜日 18:00~20:00

○練習場所 天理市三島町271 おやさとやかた真東棟4階

 

林雄一郎(はやし ゆういちろう)1912-2004。

 日本を代表する合唱団、関西学院グリークラブを育成するなど、日本合唱界の草分け的指導者。音楽研究会発足当初から45年間合唱指導。6曲の「おうた」を作曲し、矢野清と共に音楽研究会相談役もつとめた。

 林先生の合唱信念=「名器といわれる楽器は、その作者が精魂を打ち込んで創り上げたもの。合唱は人間が楽器だ。人間が名器になるためにも、精魂を打ち込まねばならぬ。歌う技術以上に、人間の陶冶(とうや)をしなければならない。歌声には、歌う人の人格が滲み出るからである」

※陶冶=人の性質や能力を円満に育て上げること。鍛えること。