「おうた」について説明させていただきます。
天理教教義の原典の一つである「おふでさき」は、教祖・中山みき様が直々筆を執ってお誌し下された、仮名文字、和歌体による1,711首のおうたで構成されていて、平易な表現の中にも、私たち人間の生き方を余すことなくお教え下さっているものです。
親神天理王命は、人間の「陽気ぐらし」をするのを見て、共に楽しみたいと思召されて、人間世界をお創り下さいました。言い換えるなら、それは神人和楽の世界です。
教祖からお教え頂いた「おふでさき」を常に座右に置き、人間の生きる目標である陽気ぐらし世界建設に向かって、日夜努力を積み重ねているのが、私たち天理教の信仰者なのです。
この「おふでさき」に曲をつけ、常に口ずさみつつ、より親しませて頂こうとの思いから生まれたのが「おうた」であり、その曲数は昭和21年から現在までに19曲出来ています。
番号 |
表題 |
おふでさき |
作曲者 |
お供え、発表年 |
1 |
やまさかや | 第1号47~49。 | 永井幸次 | 昭和21年 |
2 |
交響詩「おやさま」 | 第1号1~8。 | 山田耕筰 | 昭和31年 |
3 |
たすけ一條の喜び | 第3号32~38。 | 林 雄一郎 | 昭和40年 |
4 |
画竜点睛 | 第12号88~94。 | 林 雄一郎 | 昭和43年 |
5 |
ふしから芽が出る | 第2号1~10。 | 源野道宣 | 昭和43年 |
6 |
かぐらづとめのてをつけて | 第1号10~14。 | 林 雄一郎 | 昭和47年 |
7 |
心つくしたものだね | 号外。 | 團 伊玖磨 | 昭和47年 |
8 |
せかい一れつみなわがこ | 第4号62~65。 | 林 雄一郎 | 昭和49年 |
9 |
交声曲「元の理」 |
第6号80、83、84、88。 第14号25。 第7号109。 第4号63。 第13号43。 第12号93。 第14号92。 第17号23。 |
團 伊玖磨 | 昭和50年 |
10 |
よふきづくめに | 第7号109~111。 | 松田元雄 | 昭和55年 |
11 |
雅楽交声曲「陽気づくめ」 |
第14号25、26。 第10号103。 |
岡 正雄 | 昭和51年 |
12 |
交声曲「ひながたの道」 |
第3号37、47。 第6号4、63。 第10号20、34。 |
團 伊玖磨 | 昭和60年 |
13 |
雅楽交声曲「神のたのしみ」 |
第1号3、11。 第4号12、23。 第8号4。 |
芝 祐靖 | 昭和61年 |
14 |
いちれつきょうだい | 第13号43~49。 | 林 雄一郎 | 平成4年 |
15 |
かしもの・かりもの |
第3号40、41、136、137。 第6号119~122。 |
林 雄一郎 | 平成13年 |
16 |
にんけんハみな神のこ | 第3号92~98。 | 千葉宗次 | 平成16年 |
17 |
一れつは皆、きょうだい | 第13号43~46。 | 河村直治 | 平成16年 |
18 |
よふぼくよせるもよふ | 第3号128、130、131。 | 河村直治 | 平成16年 |
19 |
カンタータ「成人の道」 |
第14号25、26、34、35。 第3号40、135、41、137。 第1号52、53。 第3号97、98。 第13号24、25、83、71。 第5号14。 第8号45。 第4号49。 第3号32、38、47。 第5号24。 第6号4。 |
池辺晋一郎 | 平成18年 |